① 能動態の O(目的語)を受動態の S(主語)に移す ② 動詞を「be 動詞 + 過去分詞」に変える(時制は be 動詞で表す) ③ 能動態の S(主語)を「by + 目的格」にして後ろに置く(省略可) ④ 代名詞は主格 → 目的格に変える(he → him / she → her / they → them)
例:My father took these pictures.
→ These pictures were taken by my father.
時制別の受動態 — 形の一覧 —
受動態は be 動詞の形を変えることで、どの時制にも対応できます。
まず形をしっかり覚え、次に例文で確認しましょう。
時制
形
例文
現在
is / are + pp
Dinner is cooked by Jane. 夕食はジェーンによって作られます。
過去
was / were + pp
Dinner was cooked by Jane. 夕食はジェーンによって作られました。
未来
will be + pp
Dinner will be cooked by Jane. 夕食はジェーンによって作られるでしょう。
助動詞
助動詞 + be + pp
The birds can be seen in spring. その鳥は春に見られます。
現在完了
has / have been + pp
The bridge has just been built. その橋は建築されたばかりです。
過去完了
had been + pp
The bridge had been built before that time. その橋はその当時以前に建築されていました。
未来完了
will have been + pp
The bridge will have been built by next summer. 橋は来年の夏までには建築されているでしょう。
現在進行形
is / are being + pp
Dinner is being cooked by Jane. 夕食はジェーンによって作られているところです。
have to の受動態
had to be + pp
My room had to be cleaned. 私の部屋は掃除されなければならなかった。
⚠️ 現在進行形の受動態に注意!
be + -ing(進行形)+ be + pp(受動態)→ be being pp になります。
The wall is being painted. (壁は今ペンキが塗られているところだ)
❌ is being painting とはならないことに注意してください。
📝 確認問題① 受動態の時制と形
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② 文型別の受動態 — SVOO・SVOC・知覚動詞・使役動詞 —
SVOO の受動態 — give 型と buy 型の違い —
「S が O₁(人)に O₂(物)を V する」という2重目的語の文を受動態にするとき、 give 型と buy 型で作れる受動態が違います。
give 型(to を使う)
give / lend / show / sell / offer / pay / send など 「相手に何かを届ける」動詞
My uncle gave me a watch.
① I was given a watch by my uncle. ✅ (人が主語 → OK)
② A watch was given to me by my uncle. ✅ (物が主語 → to 人)
buy 型(for を使う)
buy / find / cook / make / choose / get / leave など 「相手のために何かをする」動詞
My mother made me a dress.
① I was made a dress by my mother. ❌ (人が主語 → 不可)
② A dress was made for me by my mother. ✅ (物が主語 → for 人)
He was sent a prize. → A prize was sent to him. 彼に賞品が送られた。(send は give 型 → to)
⚠️ buy 型は「人」を主語にした受動態が作れないことが最大のポイントです!
SVOC の受動態 — 補語(C)はそのまま後ろに残る —
「S が O を C と V する」(SVOC)の文を受動態にするとき、
O が主語になり、be + 過去分詞 + C という形になります。
補語(C)はそのまま過去分詞の後ろに残ります。
His friends call him Tom.
→ He is called Tom by his friends. 彼は友人たちにトムと呼ばれています。(Tom が補語 → そのまま後ろに残る)
What is this flower called in English? この花は英語で何と呼ばれていますか。(What が補語の位置)
SVO + to 不定詞 の受動態
「S が O に to ~ するよう V する」(tell / ask / order / allow など)の文を受動態にします。
O が主語になり、be + 過去分詞 + to 不定詞 の形になります。
My mother told me to study hard.
→ I was told to study hard by my mother. 私は母に一生懸命勉強するよう言われました。
The doctor advised her to rest.
→ She was advised to rest by the doctor. 彼女は医者に休むよう勧められた。
知覚動詞・使役動詞の受動態 — to が復活する —
能動態で「知覚動詞 + O + 原形不定詞(to なし)」の形だった文が受動態になると、 to が復活して「be + 過去分詞 + to + 原形」の形になります。
この to の復活が最大のポイントです!
We saw the man break the window.(能動態:break は原形)
→ The man was seen to break the window by us. その男は窓を割るところを私たちに見られました。(to が復活)
I heard her sing a song.(能動態:sing は原形)
→ She was heard to sing a song by me. 彼女は私に歌を歌うのを聞かれた。
My mother made me clean the room.(能動態:clean は原形)
→ I was made to clean the room by my mother. 私は母に部屋を掃除させられた。
⚠️ help はto あり・なし両方OKです。
I helped him (to) carry the bag. → He was helped (to) carry the bag.
📝 確認問題② SVOO・SVOC・知覚使役の受動態
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③ They say that ~ の受動態 — It is said … / S is said to … —
「人々は~と言っている」の受動態2通り
They say that ~ / People say that ~ のような「人々は~と言っている」という文は、
受動態にするとき 2つの形を作ることができます。
どちらも同じ意味ですが、書き換え問題でよく問われます。
They say that he is honest.
↓
① It is said that he is honest.(仮主語 It を使う)
彼は正直者だと言われています。
または
② He is said to be honest.(S + is said to 原形)
彼は正直者だと言われています。
that 節の時制が主節と同じとき:to + 原形 that 節の時制が主節より前のとき:to have + 過去分詞(完了不定詞)
They say that he was honest.(was → 主節の is より過去)
→ It is said that he was honest.
→ He is said to have been honest. 彼はかつて正直者だったと言われています。(have been で「過去のこと」を表す)